夏本番!エアコンの電気代削減へ
~おススメな選び方と使い方~

いよいよ夏が近づいてきました。電気代が高騰している現状で、夏のエアコンの電気代はやはり気になるところかと思います。また、今年も夏の電力需給不足も予想され、経済産業省は無理のない範囲での節電を呼びかけています。
そこで今回は、節電や省エネにつながるエアコンの上手な選び方や使い方をご紹介します。



電気代のしくみと削減への打ち手

電気代の内訳を下記に示します。(業務用電力契約例)

 

基本料金は前年の30分ごとの平均使用量の最大値をもとに決まります。

電力量料金は電気の使用量に応じて毎月変化します。また燃料調整単価は世界のエネルギー価格に連動するため、ここ1年はずっと上昇傾向にあります。さらに、再生可能エネルギー発電促進賦課金も上がり続けています。

 

つまり電気代を削減するにはそれぞれ下記の打ち手が有効です。

 

 基本料金 :設備のピーク使用量を下げる(デマンド制御を行う)

 電力量料金:消費電力の低い省エネな設備を使う

 

ピーク使用量削減は電力需給の不足に対して有効で、節電の取組と言えます。

消費電力量削減は電力量料金削減に直結するため高効率な設備、とりわけエアコンは建物の電力の25~50%程度を占めており、エアコンの省エネ性能を高めることが電力量料金削減につながります。

ここからはエアコンの消費電力量削減の具体的な方法をご紹介します。


消費電力量削減の取組:①空調機リニューアル

エアコンの消費電力を下げるには空調更新が挙げられます。長年使用している機器は経年劣化やフィルター目詰まりが原因で、新設時に比べ余分に電力を消費しています。下記の試算において、15年前のモデルと最新のモデルでは年間電気代にも大きな差が出ます。

 

しかし、空調機リニューアルには多大な費用がかかります。そこでもっとお手軽に消費電力を下げる取り組みについてご紹介します。


消費電力量削減の取組:②フィルター清掃

空調機にはフィルターが設置されています。フィルターは空気中のホコリなどを吸い寄せるため、ホコリやチリ、油煙などの空気中にある物質が溜まってしまいます。これらを放っておくと空調機に余計に負荷がかかり、寿命を早めたり、さらには年間10%程度余分な消費電力がかかります。(当社試算)つまり、定期的にフィルター清掃を行うことも消費電力削減に有効です。


消費電力量削減の取組:③省エネ機能の活用

 

 

省エネに関するお悩みごとはお客様によって様々です。ダイキンのエアコンにはそれらに対して多種多様の省エネ機能をご用意しております。せっかく高効率なエアコンを導入したのなら、このような機能を活用いただくことでさらなる省エネを目指しませんか?

例えば「省エネの設定は手間がかかるし難しい。」といったお悩みには、自動おまかせ省エネが有効です。室内外の温湿度などセンサー情報から演算し、最適な制御を予測し、自動でエネルギーコントロールを行います。

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例えば、「冷やしすぎやつけっぱなしなど無駄な運転をなくしたい」といったお悩みには、リモコンでセレクト省エネが有効です。お部屋の利用状況やお悩みに合わせて省エネメニューをカスタマイズ

します。

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上記は一例となります。今お客様がお使いの機種でどのような省エネ機能が使えるかはお手元のリモコンの取扱説明書をご確認いただくか、弊社営業担当までお問合せください。お客様の設備の省エネをお手伝いします!

 

次回は趣向を変えてダイキン海外拠点PRの工夫についてご紹介します!

 

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