八重洲から広がる協創の輪
~ 総務部が支える、社内外協創の現場~

激動する企業経営環境の中で日々新しい価値を生み出していくには、社外の知見やアイデアを取り入れることに加え、社内でも人や情報が交わり、部門を越えてつながることが欠かせません。

ダイキン工業 東京支社では、社内外の協創を後押しするため、総務部が中心となって、出会いや交流が生まれる場づくり、そしてそれを支える仕組みづくりに取り組んでいます。
今回は、東京・八重洲の地で協創の取り組みを進める総務担当者に、協創への思いや、日々の具体的な取り組みについてのインタビューをお届けします。

 

 

 

▶今回お話を伺った方

  松山 菜摘さん ダイキン工業株式会社 東京支社総務部総務グループ

        2015年ダイキン工業株式会社に入社。
     大阪本社にて役員秘書として経験を積み、経営層のサポートに従事。
     2020年から4年間アメリカにてエアコンショールームの運営・企画を担当。
     エンドユーザー様との接点づくりや、体験価値の向上に携わる。
     帰国後はダイキン東京支社総務部にて、社内外で人と人がつながるきっかけづくりや、
     コミュニケーションの活性化に取り組んでいる。

        

 

 


■インタビュー

社外との連携も、社内のつながりも。東京支社が協創を大切にする理由

・空気だより:

 東京支社が協創を大切にしている背景には、どのような考えがありますか。 

・松山さん:

   事業環境が大きく変化する中で、新しい価値やソリューションを生み出すには、自社の中
    だけで完結しない発想がますます重要になっています。東京支社では、社外との連携はもち
 
ろん、社内でも人や情報が交わることが新しい価値創出につながると考え、協創を大切に
    
しています。

八重洲の地の利を生かし、社内外の出会いを育む

・空気だより:

 東京支社ならではの特徴はありますか。

・松山さん:

 大きいのは、八重洲という立地です。江戸時代から「町人・職人の町」として栄えてきた背
   景もあり人と情報が集まる東京駅八重洲の地の利を生かして外部と接点を持ちやすいオフ
     ィスづくりを行い、外部の関係者にもオフィスにお入りいただき同じ空間の中で接点が生ま
      れる運用も特徴の一つです。
   

 一方で、オフィスの中では部署を越えたつながりも生み出しやすいように工夫を凝らしてい
      ます。社外とのつながりと社内のつながり、その両方が動きやすいことが東京支社らしさだ
     と思います。

・空気だより:

 協創を進めるうえで、大切にしていることは何ですか。

・松山さん:

 人や情報は、きっかけがなければ交わりません。大きな組織では、同じフロアにいても隣の

 部署が何をしているのか分からないことがありますし、社外との関係も、場や接点がなけれ

 ば生まれにくいものです。だからこそ、まずは知り合うきっかけをつくることを大切にして

 います。

・空気だより:

 日々の中で意識していることはありますか。

・松山さん:

 メールやチャットだけでは伝わらないことも多いので、できるだけ対面で話すことを意識し 

 ています。歩いて会いに行く、顔を見て話す、オープンエリアで接点をつくる。そうした日

 常の積み重ねが、社内外を問わず協創の土台になると考えています。


総務がつくる、人と情報が自然に交わる仕組み

・空気だより:
 具体的には、どのような取り組みを進めているのでしょうか。

・松山さん:
 例えば、社外に向けては支社ツアーがあります。来訪された外部企業に対して、オフィスの 

 考え方や使い方だけでなく、社内外の人が交わる場として東京支社がどのように協創を育ん
 でいるかも紹介しています。オフィス見学のように見えて、実際には東京支社の考え方や取
 り組みを伝える機会になっています。

 一方、社内に向けては、サイネージを活用した社員紹介や取り組みの発信、協創エリアの席
 替えやレイアウトの見直しなどを行っています。普段関わりの少ない人同士が自然に接点を
 持ちやすくすることが狙いです。そうした小さな工夫が、新しい会話や連携のきっかけにな
 ると考えています。

・空気だより:
 オフィスづくりにも、その考え方が表れているのですね。

・松山さん:
 そうですね。オフィスはただ働く場ではなく、人が交わる場でもあります。実際の使われ方

 を見ながら、あまり使われていなかったスペースの配置を見直すなど、少しずつ改善を重ね
 ています。最初の計画通りに維持することよりも、実際に人がどう動き、どう交わるかを見
 ながら育てていくことを重視しています。


社内外のつながりを支える、総務の土台づくり

 

 ・空気だより:

 そうした協創を総務が取りまとめているのが印象的です。どのような役割を担っているのでしょうか。

 

・松山さん:

総務は、支社ツアーのように外部とつながる場づくりと、オフィス運用やレイアウトの工夫、情報発信を通じた社内の接点づくりの両方を支えています。どちらか一方ではなく、人と人がつながるための環境やきっかけを整えることが、総務の役割だと考えています。

東京支社では、総務が単なるバックオフィスにとどまらず、場づくりの担い手として前に出ていることも特徴の一つです。日々の運用を支えながら、社内外の人が交わるきっかけをどうつくるかを考え、形にしていく。それが東京支社の協創を支える土台になっています。

 

 ・空気だより:

今後に向けた課題や展望を教えてください。 

 

・松山さん:

社外との接点づくりも、社内のつながりづくりも、実際には新しい会話や相談、連携につながっています。ただ、それをどう整理し、どう成果として見える形にしていくかはまだ課題です。活動や接点を蓄積しながら、取り組みをより見える形にしていくことが、今後のテーマだと考えています。

一方で、協創はすぐに数字だけで測れるものでもありません。だからこそ、日々の小さな接点や、そこから生まれる関係の変化を大切にしながら、仕組みとしても少しずつ育てていきたいと思っています。

 

 

▶編集後記

東京支社で進められている協創は、特別なプロジェクトだけを指すものではありません。
社外との接点を広げることも、社内で部署を越えてつながることも、新しい価値を生み出すための大切な一歩なのだと感じました。

八重洲という立地、オフィスという場、支社ツアー、サイネージ、席替えやレイアウトの見直し。こうした一つひとつの工夫が、人と人が自然に交わるきっかけを生み出しています。そして総務は、そのつながりを支える土台づくりを担っています。

東京支社の取り組みから、協創の芽は日々の何気ない接点の中にもあるのだと感じました。

 

 

・関連リンク

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