今年も花粉の時期がやってきました。毎年春になるとティッシュと目薬が手放せない方も多いかと思います。そこで、今回は花粉シーズンを乗り切るための方法をご紹介します。
花粉症は、植物の花粉が体内に侵入して、免疫系が過剰に反応することで引き起こされます。その原因となる植物はスギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなど多種多様で、目がかゆくなる、
せきやくしゃみが止まらないなどの症状があります。
花粉が屋内に侵入する主な経路は、窓を開けたときの換気や衣服への付着などが
挙げられます。地面がコンクリートかつ、交通量が多いような都会では、車などで花粉が
粉砕されて地面に吸収されず、風で飛び、建物に侵入しやすくなっています。
侵入した花粉は外に出て行きにくいため、下記の2点の工夫が必要です。
1.花粉を侵入させない工夫
2.侵入した花粉を効率よく収集する工夫
花粉は、窓からの風や換気、衣服や髪に付着する事で侵入します。花粉が飛散している
時期には以下の行動を心がけることで、花粉の侵入を抑えることができます。
・外から帰宅した際に、衣服や髪についた花粉を建物入口で払う。
・洗顔、手洗い、うがいを徹底する。
・窓を開ける場合は10センチ程度にとどめ、換気扇を利用する。
・花粉の飛散が少ない時間帯に屋外での用事を済ませる。
これらの工夫を行うことで、花粉の屋内への侵入を抑制できます。
一度屋内に侵入した花粉は外に出にくいため、空気清浄機を使用して取り除く必要が
あります。
部屋内の換気を行うために窓を開けた場合、入ってきた花粉がどのように動くのか
シミュレーションをしました。一般的な間取りを参考にして、気流解析ソフトを使った結果をご紹介します。
シミュレーションの結果、換気を開始すると南側の窓から空気と一緒に室内に花粉が入り、
部屋中に広がることがわかりました。窓を閉めると、空気の流れが少なくなり、壁に沿って
舞っていた花粉が壁際付近の床に溜まることが確認されました。
2つの窓を開けて換気を行う際、空気清浄機の置き場所によって、窓から入る花粉の
吸い込み量にどれだけ違いが出るかをシミュレーションしました。
最も花粉を吸い込んだのは、空気が入ってくる窓の正面の隅「A」に置いた場合で、
最も効率が悪かった「H」と比べて5.8倍の吸い込み量でした。
また、空気清浄機の風量を大きくすることで、花粉の吸い込み量は1.9倍になりました。
上記の検証から、花粉が落ちる前に空気清浄機で効率よく回収するためには、窓やドアなどの開口部の対面側に設置することが重要だとわかりました。
(上記図の場合、開口部がE、Dの為、Aへの空気清浄機設置が有効となります)
花粉でお困りの皆さまへ、少しの工夫と空気清浄機の活用で快適な春を過ごすことができるかと思います。今年も皆さまが健康で花粉に悩まされない日々を送れるよう、ぜひこれらの対策を実践してみてください。
ご不明点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
それでは、快適で素敵な春をお過ごしください!
次回は、今、注目が集まっているインド市場でのダイキンの戦略や取り組みについて
ご紹介させて頂きます。